めんたい、こんにゃく、サファリ… 観光振興へ、10月からスタンプラリー開始
群馬県甘楽町の観光振興に町やテーマパーク運営企業など6者が一丸となって取り組むための連携協定が14日、締結された。締結記念の第1弾企画として10月1日、「めんたい」「こんにゃく」「サファリ」の各パークや国指定名勝「楽山園」など7カ所を巡るスタンプラリーを始める。
6者は町のほか、めんたいパーク群馬を運営するかねふくめんたいパーク(愛知県)、こんにゃくパークを運営するヨコオデイリーフーズ(同町)、管理地の一部が同町に及ぶ群馬サファリ・ワールド(富岡市)、町内に2駅を置く上信電鉄(高崎市)、道の駅甘楽を運営する町都市農村交流協会。めんたいパーク群馬の4月開業を契機に、同協会が連携を呼びかけた。
町内の宿泊施設、甘楽ふるさと館で開いた協定締結式で、茂原荘一町長は「テーマパークがそろう町は全国でも珍しい。各施設の点を結び、面にして地域を盛り上げていきたい」と述べた。今後は巡回シャトルバスの運行や、来年3月に供用開始予定の上信越道甘楽スマートインターチェンジの活用法などを6者で検討する。
スタンプラリーの用紙は、各パークと道の駅甘楽で配布。12月25日までに押印を集め、道の駅甘楽に提出すると抽選で各パークのオリジナル商品や招待券などが当たる。楽山園などの町営施設や群馬サファリパークは用紙持参で1回に限り無料で入場できる。問い合わせは道の駅甘楽(☎0274-74-5445)へ。