《釣り》茨城新利根川でバス釣り例会 44センチ良型、3位滑り込む

茨城新聞
2022年8月20日

■質疑応答も プロの実演参考に

7月下旬、茨城県の霞ケ浦に流れ込む新利根川で開いた社内のバスフィッシング例会に参加した。ルアーメーカー「ボトムアップ」の川村光大郎さん、トーナメンター、草深幸範さんも参加。ボートは同河川の松屋ボートでレンタルした。

午前5時集合。まずは自由に釣り開始。私は他店スタッフのバックシートで上流に向けてスタート。前日の雷雨による増水と濁り、カレントに程よい風と、いかにも釣れそうな雰囲気。

しかし、2人でいろいろと試しはしたもののノーバイト。ボート屋に戻ると、川村さんは既に51センチを含めて3匹キャッチしていた。

聞けば私たちとは逆の下流、洲の野原でギャップジグにブルスホッグダディ(ボトムアップ製)をセットしたジグストで全てキャッチしたという。

早速、川村さんの釣りパターンやボトムアップ製品の説明、質疑応答のセミナーが開かれた。プロアングラーの説明、実演は大変参考になった。後半は2人を交え、釣ったサイズと重量で競うトーナメント戦。

私は草深さんのバスボートに同乗してまずは上流へ。良さそうなストレッチを流してキーパーサイズ(25センチ以上)をそろえたい。

流し始めた直後、同乗スタッフがキーパーサイズをキャッチ。ヒットルアーはブルスホッグの5グラムリーダーレスダウンショット。良い流れで連発するかと思いきや、そう簡単にはいかず、バイトが出ないので大きく移動した。

ボートは洲の野原、真珠棚を越えて妙岐水道へ。ここまで試したルアーにバイトがなかったので個人的に実績のある、ハリーシュリンプ4インチにネイルシンカーを入れたバックスライドセッティングに変更。風が当たり上流より濁りもあったので、濃いカラーのグリッパノンを選んだ。

しばらくキャストを繰り返すうち、抑え込むようにラインが動くバイトをフッキング。ネットに納まったバスは44センチの良型だった。時間いっぱい周辺を探ったものの続かず、戻る途中、ラストとばかりに数回投げると、25センチを追加できた。

計測すると3位に滑り込む44センチ

 

 

結果は川村さんがぶっちぎりの1位。48、36センチを前半と同じジグストでキャッチしていた。私は3位に滑り込めて満足。その後も質疑応答で盛り上がり、川村さんの熱心さが伝わる楽しい釣行会となった。(上州屋谷和原店・鳥海秀一)