手間暇かけ「復活」の味 右京完熟味噌らーめん らーめん右京 茂木(茂木)

下野新聞
2022年8月17日

「あの」右京が茂木に復活-。根強いファンを抱えて宇都宮市内にのれんをかけていた「らーめん右京」の味を引き継ぎ、7月19日に開業した。店主大森敬一(おおもりけいいち)さん(64)は旧店の廃業を惜しんだファンの一人として「味を復活できて役割は果たせた」と晴れやかだ。

旧店の看板メニュー「右京完熟味噌(みそ)らーめん」(千円)は新店でも注文の大半を占める。

味の秘密は大きく三つ。まずスープのみそは特注の“プライベートブレンド”。あっさりした中にコクがあり、飲み干しても飽きない。

そして約300グラムたっぷり乗せた野菜炒め。バラ肉をラードで炒め、タマネギ、白菜、キャベツ、ニンジン、モヤシ、最後にニラ。注文ごとに炒める。「時間はかかっても、元々のファンは『それを守って』と言ってくれる。旧店の先代からも『作り置きするなら右京の看板は下げて』と言われている」。鶏がらで取るスープに野菜のうまみが溶け込む。

そして存在感抜群の「焼き豚」。ボイルしてタレに12時間以上漬け込み、備長炭で焼き、最後に鉄板で両面に焦げ色を付ける手間をかける。適度な歯応えで、かめばかむほど肉のうまみが感じられる。

■メモ 茂木町馬門1007の1。午前11時~午後2時。当面は昼営業のみ。水・木曜定休。(問)0285・63・5087。