スイカ早食い 全国最下位 カピバラ競技会で那須どうぶつ王国 8分かけ、ゆっくり味わう
下野新聞
2022年7月28日
【那須】大島の那須どうぶつ王国など全国五つの動物園のカピバラがスイカの早食いを競う「カピリンピック」が27日、各園で開かれた。
今年で7回目。各園のカピバラ1頭が、500グラムのスイカを皮まで食べ終えるタイムを競った。
那須どうぶつ王国からは5歳の雌で体長80センチ、体重45キロの「コハル」が出場。観衆の声援を受けてゆっくりとスイカを食べ、8分48秒で完食した。
一方、優勝した埼玉県こども動物自然公園の「ヘチマ」は2分2秒で食べきり、他の園の代表3頭も2分台だった。マイペースぶりを発揮したコハルは最下位に終わった。
那須どうぶつ王国の飼育員岩崎亜美(いわさきつぐみ)さん(25)は「コハルに優勝してほしかったので残念だが、食べ方が上品だと思った」とたたえた。