商業施設など先行開業 改装の東北道佐野SA下り
下野新聞
2022年7月14日
東日本高速道路関東支社(さいたま市)とネクセリア東日本関東西支店(さいたま市)は13日、東北自動車道の佐野サービスエリア(SA)下り線を「ドラマチックエリア佐野」としてリニューアルオープンした。今回は商業施設とトイレ棟を先行して全面改装した。今後、園内整備やカフェ店舗の設置などを進め、グラウンドオープンする予定。
ドラマチックエリアは地域の特産品を集め、利用客に旅のドラマを提供することがコンセプト。県内では那須高原SA上り線、下り線に続く3カ所目となる。
商業施設は鉄骨造りの平屋で、延べ床面積は約1667平方メートル。地元グルメの「佐野らーめん」や佐野産のイチゴを使ったフレッシュデザートなどを提供する。本県の土産品に加え、東京土産品としてプレミアムスイーツも取りそろえた。
上下線のSAを徒歩で往来できることから、全体を「佐野パークSA」と位置づけ整備する。高台に立地するロケーションの魅力と合わせ、同SAならではのサービスや消費体験も提供していく。ネクセリア東日本の担当者は「東京などから訪れる人への地元の魅力の発信地になってほしい」と話した。