「境界線」問う絵画や彫刻 アーツ前橋
上毛新聞
2022年6月20日
アーツ前橋の企画展「境界線、そして交差する点へ アーツ前橋コレクションから考えるコスモポリタニズム」が7月18日まで、前橋市の同館で開かれている。17作家による絵画や彫刻32点を紹介している=写真。
会場には「自らが暮らす場所を掘り下げた作品」「国境を越え海外へ渡った作家の作品」「空想の世界を描いた作品」を順に展示。それぞれ高橋常雄、深谷徹、東宮不二夫らの作品が並ぶ。
境界線の範囲が広がるにつれてその意味が薄れ、世界は一つであるという流れを収蔵作品で表している。
親子向けツアー「はじめまして びじゅつかん」(7月11日)や学芸員によるギャラリーツアー(同2日)も開催。入場無料。水曜休館。午前10時~午後6時。
問い合わせは同館(☎027-230-1144)へ。