アジサイ農場を一般開放 小山 4品種100鉢 鮮やかに

下野新聞
2022年6月20日

【小山】向野の「みつる植物研究所」は30日まで、農場でアジサイを展示している。普段は販売のみ行っているが、多くの人にアジサイを見てもらおうと16日に一般開放を始めた。

アジサイは土壌の性質によって花の色が変わるとされるが、藤井敏男(ふじいとしお)代表(74)は土壌の性質に関係なく赤い花を付ける「白寿紅(はくじゅこう)」などを開発している。

今回は自ら開発した4品種計約100鉢をビニールハウス内に展示している。

藤井代表は「普段は一般の人にはハウス内の様子が分からない。この機会に盆栽型など従来にない鮮やかなアジサイをぜひ見てほしい」と話している。

午前10時~午後4時。無料。来場者には、毎日10人限定で、白寿紅とは別品種のアジサイの苗をプレゼントする。

(問)藤井代表090・1817・2589。