園内ミニチュア大掃除 東武ワールドスクウェア 日光

下野新聞
2015年12月28日

 【日光】鬼怒川温泉大原のテーマパーク「東武ワールドスクウェア」で27日、年末恒例の園内大掃除が行われ、社員ら33人が世界各地のミニチュア建造物の汚れを手作業で落とし、新年の準備を整えた。

 社員らは六つのゾーンに分かれ、午前9時すぎから作業を開始。今秋オープンした台湾の超高層ビル「台北101」(高さ約21メートル)と東京スカイツリー(同26メートル)は、高所作業車を使って野鳥のフンなどを水拭きした。計約14万体に上るという通行人の人形やミニカー、電車はブラシや綿棒で丁寧にほこりなどが落とされ輝きを取り戻した。

 同園は今回初めて大掃除の一般参加を公募し、応募したさいたま市、会社員倉持健太郎(くらもちけんたろう)さん(32)が協力。「ふだん見慣れたミニチュアも、掃除しながら観察すると非常にリアルで精巧にできている。とても楽しいですね」と笑顔で作業に励んでいた。

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