環境も気分もクリーン 宇都宮 大谷でEV周遊スタート
下野新聞
2022年5月22日
【宇都宮】市や地元観光団体が連携し、大谷地域で運行するカート型の低速電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」による周遊サービスが21日、大谷地域で始まった。
同地域の観光施設3カ所を周遊。11月までの土日祝日の計55日間、実施する。利用者は飲食などの4店舗で割引などが受けられる。
EVが巡るコースは、市営大谷駐車場から大谷寺、大谷資料館、カネホン採石場を通る片道約1・5キロ。7人乗りのEVが3台体勢で、20~30分の間隔で運行する。
初日のこの日は、家族連れらが利用。各施設の停留所で乗り降りしながら、大谷石特有の奇岩が続く同地域の風景を楽しむなどしていた。市大谷振興室の坂本智美(さかもとともみ)室長は「点在する各観光施設が面的につながる試み。利用者がまた来たいと思うきっかけとなれば」と話している。
周遊サービスは三つのプランがある。Aプラン(大人2400円)は大谷寺・大谷資料館・カネホン採石場、Bプラン(同1900円)は大谷資料館・カネホン採石場、Cプラン(同1600円)は大谷寺・カネホン採石場の入場券がそれぞれ付いている。