町特産品にワイン 茨城・境の公社醸造、全11種
茨城県境町の新たな特産品として、さかいまちづくり公社(野口富太郎社長)が手掛ける「さかいまち醸造ワイン」全11種類が完成し、道の駅さかい「茶蔵 SHED」で3月25日、関係者へのお披露目会が開かれた。
昨年12月に先行発売された白、赤、オレンジ、ロゼの4種類に加え、3月、新たに赤ワイン6種類と白ワイン1種類を発売した。先行発売分の4種類は、生食用ブドウを使った初心者向けのワインだったが、追加発売した7種類は、ワイン用ブドウ品種を用いて初心者から中級者まで幅広く対応した。
先行販売分の4種類は全種1本1980円。3月発売分は、茨城ヤマ・ソーヴィニヨンが1980円、山形マスカット・ベリーAは2200円、そのほかの5種類(長野シャルドネ、つくばRED、いばらきRED、茨城メルロー、長野メルロー)は2750円。各種500~600本限定だが、茨城ヤマ・ソーヴィニヨンは242本、山形マスカット・ベリーAは414本、長野メルローは450本限定となる。
醸造責任者の光山久美子さんは「強い味わいではなく、優しい味わいと口当たりで、飲み疲れない味を目指している。気軽にワインを楽しんでほしい」と話している。
同公社は、今回の追加発売に合わせ、グラスワインが楽しめるワインカウンターを「茶蔵 SHED」の店内に新設した。