五霞産そばの焼酎 今年は37度原酒販売 「さっぱり」ロックお勧め

茨城新聞
2015年11月24日

五霞町産のそば100%のそば焼酎「川霞(かわかすみ)」の販売が同町内で始まった。町の新しい名産品を目指して2013年に初めて生産され、上品な味が消費者の高い評価を得ている。今年は初めてアルコール度数37度の原酒を限定500本発売。「強いだけでなく、さっぱりして飲みやすい」と好評だ。

「川霞」は、町内のそば生産者や農協、商工会、行政関係者らで構成される町そば焼酎振興協議会が企画。今回は14年に町内で収穫されたそば約1トンを使用。酒造会社の明利酒類(水戸市)で生産された。
紺色の角瓶に詰められた原酒は1本(720ミリリットル)で2100円(税込み)。アルコール度数25度の従来の「川霞」も2千本生産され、1本(720ミリリットル)1300円(税込み)で販売されている。
同協議会の影山徳治会長(63)は原酒について「ストレートで飲むのが良いが、ロックで飲むのがお勧め。通好み」と説明し、「ぜひ多くの人に五霞産の味を楽しんでほしい」と話している。
「川霞」は、五霞町幸主の道の駅ごかや町内の酒店、古河市仁連のJAショップ三和で販売されている。
問い合わせは、茨城むつみ農協五霞地区営農センター(電)0280(84)2211。

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