たねガチャ 50種超に 植物育てる楽しさ知って とちぎ花センターの自販機 10年目 売れ行き好調
下野新聞
2022年2月7日
【栃木】岩舟町下津原のとちぎ花センターが、植物の種とおみくじを入れたカプセルの自動販売機「たねガチャ」のラインアップを増やしている。設置10年目となる今年は50種類超となった。同センターは「植物を種から育てる楽しさを知ってもらいたい」とアピールする。
たねガチャは、同センターで取れた種で来場者を楽しませようと2013年に設置。オレンジ色の花が特徴で極楽鳥花と呼ばれるストレリチアやパパイア、人気のサボテン「キンシャチ」など6種類でスタートした。
年末年始を中心に売れ行きは好調で、徐々に種類を増やしてきた。種まき時期や開花時期などの説明書も同封されており、購入者からは「こんな種は初めてみた」「芽が出て花が咲きました」などの声が多く寄せられているという。
現在の「超大吉」はストレリチア。担当職員の永島安紀(ながしまあき)さんは「種類が多くなったので、何度回しても楽しめる」と話す。プルメリア、ブルースターなど季節によって種類も変えている。1回100円。とちはなちゃんドーム砂漠コーナーとホール棟に設置されている。とちはなちゃんドームは入館料大人410円、小中学生200円。(問)同センター0282・55・5775。