丹精込めた手作り雛 茨城・東海 31日まで

茨城新聞
2022年3月5日

茨城県東海村村松北の日本原子力発電東海原子力館別館で、女性グループによる恒例の「つるし雛(びな)展」が開かれており、来場者の目を楽しませている。31日まで。

同展は今回で15回目。出品しているのは濱島美智子さん、川上恵子さん、仲田京子さん、小林集江さん、佐藤和枝さんの5人。古い着物の布などを使い、一つ一つ丹精込めて手作りした。

うさぎ人形、桜、七宝鞠(まり)をはじめ色とりどりのつるし雛のほか、えとの寅(とら)の置物やタペストリーなど約2千点が華やかに展示されている。

グループ代表の濱島さん(79)は「メンバーが一つ一つ丁寧に作った作品。見た人の心の癒やしになればうれしい」などと来場を呼び掛けている。午前9時~午後4時。入館無料。月曜休館。