待望「梅まつり」開幕 水戸 21日まで

茨城新聞
2022年3月2日

新型コロナウイルスの影響で開幕が延期されていた「水戸の梅まつり」が1日、水戸市の偕楽園と弘道館で始まった。当初の予定より20日近く遅れたが、来園者らは、ほころび始めた梅の花をめでて和やかに楽しんでいた。21日まで。

初日は午前10時から、偕楽園の東門近くに振り袖姿の水戸の梅大使が並び、来園者を出迎え。開幕記念のポストカードを手渡した。大使の一人、水戸市の飯村未来さん(21)は「梅大使たちも開幕を楽しみにしていた。毎日お出迎えしているので、ぜひお越しください」と呼び掛けた。

まつり実行委によると、梅の開花率は偕楽園約30%、弘道館約25%。見頃は3月半ばになりそうだという。散歩で訪れた同市のアルバイト女性(63)は「見ていると癒やされ元気が出る。コロナ禍で来ることのできない県外の友人に写真を送りたい」と目を細めた。

まつりでは飲食を伴うイベントは中止。集客を伴うイベントはまん延防止等重点措置の解除後に実施する。