思い出をスクリーンへ スマホの写真、投影 水戸オーパ 10日まで

茨城新聞
2022年1月1日

商業施設「水戸オーパ」(水戸市宮町)はQRコードを読み込んでスマートフォンで撮った思い出の写真を画面からスクリーンに向かって投げると、大きな画像として映し出されるイベントを5階特設会場で始めた。来年1月10日まで。

高校生との地域連携企画の一環で、今年10月に店舗の接客調査を行った水戸商高と水城高の生徒26人から寄せられた「思い出づくりをしたい」「他校と交流したい」といった声に商業施設側が応えた。
友人との写真を映し出した水戸二高1年の江畠実玖さん(16)は「高校生活の楽しい思い出が皆と共有できるのはすごい」、関根悠芽さん(16)は「他の学校の様子が分かるのはうれしい」と声を弾ませた。

企画した営業マネジャーの安川真理依さん(43)は「コロナ禍によるオンライン授業や部活動の休止で、思い描いていた学校生活とは違うが、学生にとって思い出の一つになれば」と笑みを浮かべた。

スクリーンに送られた写真は、2月下旬に商業施設の外壁モニターで放映する予定。

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