「への河童水みくじ」で吉運を 栃木の三毳不動尊
下野新聞
2021年12月31日
【栃木】藤岡町大田和の三毳(みかも)不動尊に、水に浸すと文字が現れるおみくじ「への河童(かっぱ)水みくじ」が登場し、参拝客らを楽しませている。
引いたおみくじを水の上に浮かべると、10秒ほどで文字が浮かび上がってくる。悪い結果であっても、中央に立つかっぱの頭の上にのせて願うと吉運になるという。
水みくじを作るに当たり、参拝客らに楽しんでおみくじを引いてもらいたい、と小田隆誠(おだりゅうじょう)住職(71)が考案した。「なんとも思わない」「問題とするに当たらない」などの意味で使われることわざ「への河童」に由来する。
友人と訪れた千葉県柏市、高校2年石丸泰希(いしまるたいき)さん(17)は「珍しいおみくじで楽しみながらできた」と笑顔を見せた。小田住職は「参拝客の皆さんが前向きに楽しく過ごせるよう願っております」と話している。
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