「申」の絵馬の福祈願 新春の酒に添え販売、那須烏山・島崎酒造
下野新聞
2015年12月18日
【那須烏山】中央1丁目の島崎酒造が造る新春用の酒のかめや瓶に掛けられる来年のえと申(さる)の絵馬の祈願式が14日、神長の同酒造「どうくつ酒蔵」で行われた。
「どうくつ酒蔵」は第2次世界大戦末期に戦車の製造を目的に造られた総延長約600メートルに及ぶ近代化遺産。洞窟内は年間を通じて約5~15度を保ち、同酒造の日本酒の熟成などに利用されている。
この日、洞窟内に供えた酒瓶650本と絵馬を前に八雲神社の黒崎健二(くろさきけんじ)宮司(78)が購入者の家内安全や商売繁盛、無病息災などを祈願した。
酒は同酒造が「どうくつ酒蔵」で約8カ月熟成させた1・5~1・8リットル入りの純米酒、純米大吟醸酒、かめ入りの大吟醸酒の3種。価格は3240~1万800円(税込み)で、同酒造や通販で購入できる。(問)同酒造0287・83・1221。
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