お買い物冬栃木美術・芸術年越し「災いサル年に」 えとにちなんだ置物作り始まる 那珂川・小砂焼下野新聞2015年12月10日 師走に入り慌ただしさが増す中、那珂川町小砂の藤田製陶所で恒例の小砂焼のえとの置物作りが始まった。 色は金結晶と赤、白の3色で、上薬と窯の火の加減で出る味わいのある模様が特徴。作業場では高さ約8センチの来年のえとの申(さる)の陶器が作業台にずらりと並んでいる。置物は母猿が小猿をやさしく抱え込む姿をかたどった。同製陶所の藤田真一(ふじたしんいち)代表(61)は「動物園で本物の猿を写真に撮って制作した。来年は世界中で災いが“サル”年になってほしい」と話している。 作業は12月いっぱい続き、約1千個(1個1600円・税別)が販売される。関連ニュース 日光彫と広島・熊野筆コラボ「日光筆」 5月販売 東武宇都宮百貨店で初売り 威勢よく、初競り 宇都宮・中央卸売市場 宇都宮でしめ飾り販売 縁起物求め正月お迎え 日本酒の干支ボトル出荷ピーク 栃木 「申」の絵馬の福祈願 新春の酒に添え販売、那須烏山・島崎酒造 健やかな成長願い命吹き込む 佐野 ひな人形作り大詰め 日光仮面、アプリで日光“まち歩き”案内 位置に応じて観光情報、宇都宮大と中央大が開発 地図を開く 近くのニュース