花手水で目の”お清め” 玉村八幡宮

上毛新聞
2021年6月11日

 玉村八幡宮(群馬県玉村町下新田、梅林肇宮司)の手水舎を色鮮やかな花で飾り付けた「花手水(はなてみず)」が、人気を集めている=写真

 新型コロナウイルス感染防止のため柄杓(ひしゃく)を使ったお清めを取りやめる中、参拝客に楽しんでもらおうと昨年6月に始めた。春から秋にかけて、境内に咲く花や近隣住民から提供される花を飾り、毎朝、禰宜(ねぎ)や巫女(みこ)らが手入れしている。

 色とりどりの花が「写真映えする」と会員制交流サイト(SNS)などで話題となり、撮影に訪れる人も多い。安産祈願のために足を運んだ女性は「花の美しさに気持ちが晴れる。本当にきれい」と声を弾ませていた。(入山亘)