「皆さまの歓迎 温かく」 新作映画ロケ地・栃木 吉永さんら舞台あいさつ
下野新聞
2021年5月5日
終末期の在宅医療をテーマにした映画「いのちの停車場」の先行上映会が4日、栃木市旭町のとちぎ岩下の新生姜(しょうが)ホールで開かれた。主演の吉永小百合(よしながさゆり)さんが舞台あいさつに立ち、ロケ地となった同市内の印象や作品の魅力を語った。映画は21日に全国公開される。
原作は、医師で作家の南杏子(みなみきょうこ)さんの同名小説。金沢市の診療所を舞台に主人公「白石咲和子(しらいしさわこ)」が老老介護や安楽死などの問題に向き合う。同市内では昨秋、市中心部を流れる巴波川などで撮影が行われた。
吉永さんは、集まった約600人の地元関係者を前に「美しい栃木市の川辺で撮影をさせていただいた。市民の皆さまが温かく私たちを歓迎してくださった」と振り返った。
泉谷(いずみや)しげるさん、中山忍(なかやましのぶ)さんら出演者と、成島出(なるしまいずる)監督、南さんも登壇し、笑顔で手を振った。
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