華やかに 伸び盛り 鹿沼でルピナス開花
下野新聞
2021年4月20日
鹿沼市茂呂の鹿沼市花木センターでルピナス1万株が咲き始め、色とりどりのかれんな花が斜面を鮮やかに彩っている。
マメ科のルピナスは、フジに似た小花が空に向かって咲き上がる様子から「昇り藤」とも呼ばれる。同センターはさつき万葉苑前の東向き斜面を「ルピナスの丘」と名付け、2018年から定植を開始。3月に植えられた株は気温の変動もあり草丈約20~30センチと成育途上だが、ピンクや紫、白などの花は風を受けて波のように揺れている。
来場者は陽光で輝くカラフルな花々をバックに写真を撮影。同市栄町3丁目、主婦福岡(ふくおか)ひろみさん(53)は「こんな場所があるとは知らなかった。華やかで見ていて楽しい」と愛犬とともに散策を楽しんでいた。
同センターによると、5月上旬に見頃を迎える。今月24日からは「花と緑のフェスタ」が開かれる。
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