純白花びら 寄り添って 野木神社のニリンソウ

下野新聞
2021年4月3日

 野木町野木の野木神社境内に群生するニリンソウが見頃となり、参拝客を楽しませている。

 1本の茎から白い二つの花を咲かせることから、この名が付けられた。同神社によると、今年は例年より1週間ほど早い3月20日ごろに咲き始め、3日現在でほぼ満開となった。あと10日間ほどは花を楽しめるという。

 桜の花びらが境内に舞い落ちる中、群生地ではかれんな花が白いカーペットを敷き詰めたように咲き誇っている。同町友沼、無職阿部進(あべすすむ)さん(63)は「毎年楽しみにしている。1週間前に来たときより花の数が多い」と笑顔で話していた。

地図を開く 近くのニュース