甘い春メロン出荷 鉾田・JA茨城旭村 天候恵まれ生育良好
茨城新聞
2021年4月6日
鉾田市のJA茨城旭村(皆藤茂次郞組合長)は5日、春メロンの「オトメメロン」を今季初出荷した。約4500ケース(約2万5千個)を首都圏など全国8カ所の市場に送り出した。
同JA青果物管理センター(同市造谷)には同日、同市下太田の鬼沢忠博さん(50)ら市内4農家で収穫されたメロンが持ち込まれた。同JAメロン部会の役員らが形や網目の密度などの規格を確認。部会長の箕輪哲也さん(56)は「今年は天候に恵まれ生育がいい。糖度も十分ある」と話した。
検査員による目視確認や光センサーの糖度検査を経て、等級や大きさごとに5~6個ずつ箱詰めした。オトメメロンの果肉は薄い緑色で、すっきりとした甘さが特長。昨年を上回る約6万5千ケースの出荷を見込む。同JAの春メロンの種類はオトメのほかアンデス、クインシーなどがあり、5月下旬に出荷の最盛期を迎える。
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