大子の神社、写真で巡る　41カ所　奥久慈茶の里公園ギャラリー

大子町左貫の奥久慈茶の里公園ギャラリーで、町内に41カ所ある神社を巡る写真展が開かれている。作品は、茨城写真連盟県北支部長の関俊輔さんが撮影した。31日まで。

参道に約千体のひな人形が並ぶ「百段階段でひなまつり」が有名な十二所神社(大子)、「中田植」でにぎわう近津神社(下野宮)、男体山にある男体神社(頃藤)、太陽と月の神を祀る日月神社(冥賀)、獅子舞・浅川ささらで知られる熊野神社(浅川)などをカメラに収めた。関さんは「山道の奥や急階段の頂上など、たどり着くのに大変な場所もあった。地元の方々の協力で開運神社巡りができた」と話す。

町氏子総代会の協賛を得て、地元有志が会場設営も協力した。発起人の鈴木好三さんは「写真を見て実際に訪れていただくなど、歴史散策の一助になれば」と期待する。水曜日休館。