天然マグロ、脇役も多彩 ランチセット「花の舞」 菊寿司(野木)
下野新聞
2021年3月2日
見て良し、食べて良し、払って良し。1日限定15食のランチセット「花の舞」は、一度に8品の料理と果物など6点盛りのデザート、コーヒーまで味わえる充実の品数で1650円という人気メニューだ。
天然マグロなどの刺し身4点盛りを囲むように、季節の前菜、サラダ、茶わん蒸し、揚げ物、その他の小皿料理が丸い籠の中に並べられている。
「少しずつ食べられるのが魅力。目でも味わってほしい」と、代表の柿沼五雄(かきぬまいつお)さん(66)は器や盛り付けにも気を配る。
どれから箸を付けようか…。ここはやっぱり天然マグロから。厚切りでほどよい歯応えとともに、うま味が口いっぱいに広がった。「養殖と違って、天然は飽きが来ない」そうだ。
もう一つのこだわりはコメ。「甘みがあってすしに合う」と、自ら選んだ新潟・魚沼産と埼玉・北川辺産のコシヒカリをブレンドする。「コメとマグロはすし屋の基本ですから」
特上握り6貫に揚げ物やデザートが付く昼夜共通メニュー「特上菊寿司御膳」(3300円)もお薦め。夜はお酒に合う一品料理も豊富にそろう。来年2月で開店40周年。
【メモ】野木町友沼5904の17。午前11時~午後2時、午後5~10時半(ラストオーダー10時)。火曜定休。(問)0280・57・3022。
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