D51お披露目 SLフェスタで歓声 真岡、電飾SLも運行
下野新聞
2015年11月30日
第6回真岡鉄道SLフェスタが29日、真岡市台町のSLキューロク館や真岡駅周辺で開かれ、市が静岡市から無償で譲り受けたSL「D51-146号」(D51)が正式にお披露目された。
譲り受けた車両は1938年に製造され、北海道の主要路線で37年間活躍。引退後、静岡市の公園などで展示されてきた。
移設記念式典で井田隆一(いだりゅういち)市長は「静岡市民に長年愛され続けてきた貴重な産業遺産を譲り受けた。D51という新たな資源を活用し、観光振興に努めていきたい」と述べ、出席した田辺信宏(たなべのぶひろ)静岡市長に感謝状を手渡した。
テープカットとともに勇ましい汽笛の音が鳴り響くと、多くの来場者から拍手と歓声が上がり、鉄道ファンや地元の子どもたちがカメラのシャッターを押していた。
同日午後5時半からは、SLにチューブ型の発光ダイオード(LED)を巻き付けた「イルミネーションSL」も昨年に続き運行した。真岡駅舎とキューロク館のイルミネーション点灯式の後、真岡-茂木間を1往復し、沿線住民らを楽しませた。
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