清流に映える「関東の嵐山」 那須烏山・落石地区

下野新聞
2020年11月19日

 那須烏山市内を流れる那珂川沿いの落石地区で、カエデなどの落葉樹が色づき見頃を迎えている。

 同地区は那珂川と八溝の山、土木学会の選奨土木遺産に認定されている「境橋」が織りなす美しい景観から、「関東の嵐山」とも呼ばれる。肌寒い早朝には日の出とともに川霧が立ち込め、幻想的な世界を演出する。

 17日は風も無く暖かな日が差し込む中、写真愛好家や観光客らが青空と紅葉のコントラストを楽しんでいた。

 同地区で観光やな「ひのきや」を営む渡辺(わたなべ)みゆきさん(57)によると、今年の紅葉は赤みが弱いというが「今週末の3連休にピークを迎えるのでは」と話していた。

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