「日本一のレンコン料理フェア」 9市町村50店舗 30日まで

茨城新聞
2020年11月1日

茨城県特産のレンコンをよりおいしく、より身近な飲食店で食べてもらおうと、「日本一のれんこん料理フェア」が11月1日から、霞ケ浦流域の土浦、石岡、かすみがうら、小美玉、稲敷、行方、阿見、河内、美浦9市町村の約50店舗で開かれている。全農県本部やいばらきれんこん広域銘柄化推進協議会などでつくる実行委員会主催。30日まで。

 フェア期間中、ホテルや料理店でオリジナルのレンコン料理を提供する。メニューは、天ぷらの入った定食やカレー、ピザ、ラーメン、ハンバーガーなど和、洋、中がそろう。東京の飲食店17店でも本県産レンコンを使った「秋のれんこんフェア」が開かれている。

 レンコンは秋の深まりとともに旬を迎える。同実行委によると、レンコンはビタミンCや鉄分、カリウム、食物繊維を豊富に含み、風邪の予防やせき止め、血液浄化、整腸に良いとされる。本県は全国一のレンコンの生産量を誇り、2017年は全国6万1500㌧の約48%を占める2万9500㌧を生産した。

 実行委は参加店舗の情報が載ったパンフレットを作製。専用サイトでも公開している。サイトはhttp://www.ibaraki-renkon.jp/