北関東最大級に イオンモール高崎が新装開店
上毛新聞
2020年7月1日
イオンモール高崎(群馬県高崎市棟高町、頼岡成司ゼネラルマネージャー=GM)が26日、リニューアルグランドオープンした。増床エリアを含め全体の約5割を改装。衣服や家電、食などを多角的に強化し、家族連れやシニア層を取り込む。今後1年間の来館者数は、2018年度比10%増の900万人を目指す。
店舗の数、面積ともイオンモールとしては北関東最大級。同日は未来屋書店と無印良品の融合型店舗が開店した。今秋までにすべての改装が完了する。
モール内の総合スーパー、イオンスタイル高崎(森野陽光店長)には首都圏、東北以外で初となる「福島鮮魚便」を展開=写真。福島県内の漁港から市場を通さずに直接仕入れた魚介類を販売する。水揚げ次第で増減するが、毎日10種類ほどが店頭に並ぶ。
東日本大震災の風評被害に苦しむ同県の水産を支援しようと18年から同店を運営するイオンリテールが始め、全国で13カ所目。
グランドオープンは当初4月27日だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて約2カ月ずれ込んだ。頼岡GMは「当面はイベントなどは難しいが、接客などの魅力を高めて集客したい」と話した。