「日立の夜景」追加 クリアファイルで魅力発信 市、全4種類販売 1日からキャンペーン

茨城新聞
2020年6月30日

 まちの魅力発信に力を入れる日立市は、日本夜景遺産に認定された「ひたちの夜景」をPRする新たなオリジナルクリアファイルを作製した。日立風流物などこれまでの3種類と合わせ、市内4カ所で販売中だ。市は新バージョン完成に合わせ、7月1日から「2枚買ったら1枚プレゼント」キャンペーンを実施する。
 
 市のオリジナルクリアファイルはシティプロモーション(CP)部署が設置された2016年度に始まった取り組みだ。国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されている日立風流物、かみね動物園、日立シビックセンターの3種類を各1千枚作製、お土産品などとしての利用を狙い、1枚200円で販売している。
 
 新たに仲間入りした夜景クリアファイルは、表面にかみね公園頂上部からと助川山市民の森からの2カ所の夜景を配置し、内側の面にはそれぞれの昼間の風景を印刷。昼夜の比較ができる趣向を凝らした。2千枚を作製した。
 
 4種類はいずれもJR日立駅情報交流プラザ「ぷらっとひたち」、シビックセンター、かみね動物園、吉田正音楽記念館で販売中。キャンペーンは2枚購入すれば、さらに1枚を贈呈する仕組み。1人1回限定で、各販売箇所先着50人ずつ計200人にプレゼントする。
 
 市CP推進課は市の広報戦略「日立市ってホントはすごいんです!」プロジェクトの第4弾として、日立の夜景を取り上げ、多彩にPRを展開。クリアファイルのほか、チラシやポスターを作製し、市報では2月20日号で特集、動画も撮影し動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開中だ。さらに市ホームページ内のCPサイト「ひたち風」でもガラス張りの日立駅や茨城港日立港区のLNG基地、日立さくらまつりなど数々の夜景写真を掲載。市観光物産協会も連動し、夜景写真の小冊子を発行している。

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