初夏の味覚 もう鈴なり 鹿沼・サクランボ収穫
下野新聞
2020年5月27日
鹿沼市上日向の農園「鹿沼ひざつきフルーツプラザ」で初夏の甘い味覚、サクランボの収穫が始まった。26日は午前中から摘み取り作業に追われ、新型コロナウイルス感染防止のため今年から設けたドライブスルー用の販売ブースに、取り立ての実が並べられた。
サクランボを手掛けて23年目の同農園では現在、15品種、約500本を栽培している。このうちハウス内でボックス栽培する「紅さやか」「香夏錦」、人気の「佐藤錦」などが収穫期となり、真っ赤に染まったつやのある実が鈴なりとなっている。
同農園の渡辺利夫(わたなべとしお)代表(74)は「今年は開花が早かった。県内では一番早い直売だと思う。糖度は22~24度ある。お客さんのおいしいという声、笑顔が何より」と話す。
シーズン初めは250グラム入り1パックを2300~2500円で販売。サクランボ狩りは6月6日から。
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