今宮神社境内に 桜望めるカフェ さくら 参拝増へ今月土日

下野新聞
2020年4月6日

 【さくら】参拝後に桜の花見をしながら、コーヒーや抹茶などを楽しんでもらおうと、馬場の今宮神社境内にカフェスペースがお目見えした。

 同神社の金子立(かねこたつ)宮司が「江戸時代に宇都宮城下で流行した疫病が、馬場の今宮神社で祈祷(きとう)後、退散し安泰となった」という逸話を基に、時節柄の参拝奨励と屋外利用を目的に企画した。

 「サクラノカフェ」と題し、オープンエアで提供する飲み物類は、鷲宿の簡易郵便局長、村上佳彦(むらかみよしひこ)さん(44)所有のキッチンカーで調理される。境内には間隔を開けた椅子も用意され、新型コロナウイルス防止対策に気を使う。

 メニューはコーヒー(300円)や抹茶(和菓子とセット・500円)、カフェモカフラペチーノ(400円)など。営業は4月中の土、日曜(午前11時~午後4時)を予定する。

 5日、桜の特別御朱印を目的に訪れたという草川、主婦石橋聖実(いしばしさとみ)さん(27)は「満開の花を見ながら外でいただくお茶は、何とも言えない風情がありますね」と小雨のやんだ午後の一時を満喫していた。

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