筑波山梅まつり 絶景に広がる梅香

茨城新聞
2020年2月15日

春の訪れを告げる「第47回筑波山梅まつり」(15日~3月22日)が筑波山中腹(標高約250メートル)の筑波山梅林を舞台に開かれる。日本百名山の一つで、関東富士見百景にも選ばれている筑波山からは雄大な景色が広がり、白梅や紅梅など約千本の梅が楽しめる。梅まつりにちなんだイベントも開かれる。

梅まつりは15日(午前10時から)にオープニングセレモニー、3月8日(午前10時~午後3時)には梅を見ながら地酒を楽しめる「新酒de筑波山地酒フェス」が開かれる。期間中には、筑波山名物ガマの油売り口上実演(毎日)▽つくばの物産品販売▽野点(のだて)茶会(3月1、8、15日)▽つくば観光大使のお出迎え(土日)▽「観光ボランティアガイド298」によるガイド(土日祝日)▽「つくばうどん」の販売-などがある。

会場となる筑波山梅林は4・5ヘクタールの市営梅林。筑波山地域ジオパークの見どころの一つ。最上部にある「展望あずまや」からは関東平野が一望できるほか、好天日には富士山や東京スカイツリーも見渡せる。1965年の筑波スカイライン開通を受け、翌年、旧筑波町が観光拠点として造成した。梅の木が育った74年から梅まつりが始まり、今回が47回目となる。

会場へのアクセスは、つくばセンター(つくばエクスプレスつくば駅)からの直行筑波山シャトルバス(大人740円、子ども370円)に乗り筑波山神社入り口で下車(約36分)、梅林入り口まで徒歩約5分。車の場合は会場周辺の市営駐車場へ。問い合わせは、つくば観光コンベンション協会(電)029(869)8333

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