ピンク色に染まる1500本のハナモモの花 古河桃まつり開幕
茨城新聞
2018年3月21日
1500本のハナモモの花が咲き誇る第42回古河桃まつり(古河市観光協会主催)が20日、古河市鴻巣の古河総合公園で開幕した。雨の中、早速訪れた観光客がピンク色に染まる桃林の風景を楽しんた。まつりは4月5日まで。
市観光協会によると、ハナモモは早咲きの品種「矢口」を中心に現在四分咲き。27日ごろ満開に近づくという。桃林は江戸時代初期、古河藩主の土井利勝が農民に育てさせたのが由来。1975年、同公園が開園した際に観賞用のハナモモが植樹された。
桃むすめや関係者の出迎えを受けた来園者は、園内に広がる桃林を写真を撮りながら散策。サイクリング仲間と訪れた宇都宮市、植木克子さん(73)は「花とつぼみのバランスがちょうど良い。雨でしっとりした雰囲気もいい」と楽しんでいた。
まつり期間中は同市の伝統芸能披露などのイベントを連日にわたり開催。週末は熱気球の体験搭乗も行われる。問い合わせは同協会(電)0280(23)1266まで。
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