地元キャラ 魅力PR

上毛新聞
2020年2月11日

◎浴衣姿でお出迎え なかっこちゃんなかのん石像 中之条
 中之条町のふるさと交流センターつむじに、町のマスコットキャラクター「なかのん」と「なかっこちゃん」の石像が設置された。伊能正夫町長ら関係者が見守る中、6日に真新しい像がお披露目された。

 中心街のにぎわいにつなげようと町が設置。像は、なかのんが高さ約120センチ、なかっこちゃんが高さ約90センチで、それぞれ高さ15センチの台に乗っている。町内にある四万や沢渡などの温泉地にちなみ、2体とも浴衣姿で観光客を出迎える。

 伊能町長は「かわいい写真が撮れて、『インスタ映え』スポットになる。町の顔として役立てたい」と話した。

◎伊香保の「温泉むすめ」 渋川
 渋川市の伊香保温泉の魅力を広く発信しようと、伊香保温泉旅館協同組合青年部(森田耕司部長)は、温泉を擬人化したキャラクター「伊香保葉凪(はな)」のパネルを同温泉ビジターセンターに設置した=写真

 パネルはウレタン製で縦約160センチ、横約100センチ。地元の竹久夢二伊香保記念館の協力で、夢二がデザインを手掛けた浴衣「花鳥春秋」を着用したバージョンでは、伊香保町の花、ツツジをあしらった髪飾りも身に着けている。

 イベント運営を手掛けるエンバウンド(東京都)が企画する、アニメコンテンツで温泉地をPRする「温泉むすめ」プロジェクトの一環。同部によると、温泉むすめを目当てに訪れる観光客が増加傾向にあるという。担当者は「伊香保に興味のない人にも魅力を発信していきたい」としている。

 午前9時~午後7時。年中無休。問い合わせは同組合事務所(0279-72-3201)へ。