群馬の魅力を発信 歌手やモデル 観光特使に3人委嘱

上毛新聞
2017年1月20日

本県の観光資源や魅力を全国に発信して もらおうと、県は18日、安中市出身の シンガー・ソングライター、Emiiさん(28)と高崎市出身の モデル、川辺優紀子さん(25)、大泉町出身の 女優、内藤理沙さん(28)の3人を「ぐんま観光特使」に委嘱した。任期は 2018年1月末まで。
米・バークリー音楽大を卒業後、全国でライブ活動をしているEmiiさんは「地元のめがね橋や碓氷湖など、群馬のきれいな場所を発信したい」、県広報番組に出演中の川辺さんは「自然も遊びもおいしい野菜もある群馬に、ふらっと来てとPRしたい」と抱負を語った。
内藤さんの父は元三洋電機のラグビー選手で「群馬の選手がたくさん活躍するラグビーを、もっと盛り上げられたらいいと思う」と意気込んだ。
委嘱式で、村手聡副知事は「発信力の高い皆さんに助けてもらいたい」と話し、委嘱状を手渡した。
観光特使の委嘱は2004年から行っている。特使は任期の間、ボランティアとして県をアピールする。

 

◎県観光親善大使学生35人に委嘱 県立女子大

留学先で本県の魅力を発信する県観光親善学生大使の委嘱状交付式が18日、玉村町の県立女子大で開かれ、浜口富士雄学長が留学する学生35人に委嘱状を手渡した。
浜口学長は「新しい学びを吸収するとともに、群馬のPRに努めてほしい」と激励した。学生代表の文学部英米文化学科3年、永井珠月さんは「使える語学を身に付け、成長してきたい」と決意を述べた。
学生は春休みを利用して2~4週間、オーストラリアやカナダ、スペインなどに留学する。委嘱状交付は、県が2008年から行っている。

 

【写真】委嘱状を受け取った(左から)内藤さん、川辺さん、Emiiさん

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