土浦駅ビル 地酒専門店&バー開店 仕事帰りに一杯 飲み比べや県産つまみ
茨城新聞
2019年12月2日
茨城の地酒を買ったり立ち飲みしたりできる地酒専門店&バーが1日、土浦市のJR土浦駅ビル内に開店した。県内25蔵の地酒やワイン、梅酒を品ぞろえし、バーでも酒や県産のつまみを提供。同店は「バーで仕事帰りの一杯を楽しんで」と話している。
駅ビル2階に開店したのは「IBARAKI佐藤酒店」。約67平方メートルの店舗内では、「霧筑波」「男女川」といった日本酒のほか、地ビール「ネストビール」から梅酒、焼酎、ワインまで県内蔵の商品を並べた。立ち飲みバーには、6種類を出せる大型ビアサーバーを置き、13席を用意。日替わりの地酒3種飲み比べや生のクラフトビールを提供する。つまみも県内製造のチーズやつくだ煮などを注文できる。
1日に飲み比べセットを楽しんだ同市のウェブデザイナー、国府田一徳さん(34)は「駅周辺に人の流れができる。茨城の良さを知る機会になる」と語った。同店責任者の佐藤栄介さん(26)は「ちょい飲みで提供し、もっと飲みたい人に駅周辺の地酒を置く飲食店を紹介する。茨城の酒業界の成長にも一役買えれば」と期待を込めた。
県内では水戸駅、つくば駅に地酒バーが今年開店した。
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