筑波山ジオパーク PRへ9商品追加 推進協 「市民と橋渡し役」

茨城新聞
2019年11月30日

つくば市など6市で構成する「筑波山地域ジオパーク推進協議会」は、ジオパークをPRする商品の第2弾として、地元素材の菓子や弁当、ワインなど7業者の9品を追加した。認定商品は、第1弾の13品と合わせ計22品となった。認定証授与式が29日、同市役所で行われ、協議会長の五十嵐立青つくば市長は「(商品が)市民とジオパークの橋渡し役になれば」と期待した。

認定されたのは、筑波山麓果実「小梅のフルーツソース」(つくば市、ジャムファクトリー)▽つくば道弁当(同市、吉屋)▽「Overdrive」「Spiral」(同市、Bee’s Knees Vineyards)▽「帆引れんこん物語」「常陸のスフレ」(土浦市、久月総本舗)▽霞浦の恵み(同市、高月堂)▽丸大豆醤油(しょうゆ)「筑波山」(桜川市、鈴木醸造)▽ドライフルーツ(石岡市、三宝園)-の9品。

菓子や弁当、ワイン、ジャムなど品目は多彩で、包装に筑波山のイメージを配したり、地元産の野菜や肉、米などをふんだんに使っているのが特徴。また、容器の素材を軽量化するなど工夫した商品もある。

商品は今年4~6月に募集。8業者から10品の応募があり、審査の結果、決まった。認定商品は今後、ロゴマークを付けて販売される。

観光推進課ジオパーク室の伊藤祐二室長は「商品をPRできる場所をどんどん増やしていければ」と話した。

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