「鹿島の晩酌」セット 市商工会が限定販売

茨城新聞
2019年10月18日

鹿嶋市の特産品をPRしようと、市商工会は市内四つの事業者を結び付けたギフトセットを考案した。県産のサツマイモを使用した芋焼酎「鹿島」に同市産のおつまみ3品を付け「鹿島の晩酌」と名付け、期間限定で売り出している。

おつまみは、イワシをだししょうゆで軟らかく煮込んだ山甚(同市神向寺)の「ピリ辛いわし」、サクサクした食感の大川農園(同市大船津)「発芽玄米かきもち」、常陸牛と特製のラー油を瓶内熟成させた山彦(同市宮中)の「常陸牛肉ごろっとラー油」。市商工会の商業部会を中心に、試食会や協議を重ねて選ばれた。

商品開発は市商工会の伴走型支援の一環。市内の特産品を掘り起こすとともに、贈答品とすることで市外へのPRにつなげたい意向だ。企画に携わった市商工会経営指導員の植田竜生さんは「鹿嶋の厳選食材をこの一箱で堪能できる。企画をきっかけに賛同者を増やし、違った組み合わせの商品も企画できれば」と期待する。

全て注文販売で、価格は1箱3500円(税込み)。芋焼酎の販売元となっているプラスワン(同市宮中)と市商工会で、11月8日まで注文を受け付ける。商品の引き渡し期間は同月30日から12月5日まで。問い合わせは、プラスワン(電)0299(77)8272、市商工会特産品開発委員会(電)0299(82)1919

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