銘仙柄デザインの御朱印

上毛新聞
2019年10月20日

 伊勢崎銘仙の魅力を知ってもらおうと、伊勢崎神社(伊勢崎市本町)は16日、昭和初期の伊勢崎銘仙の柄をデザインした御朱印=写真=を作り、頒布を始めた。

 デザインは4種類。古着店などで買い求めた着物の生地の中から、花柄など御朱印にして映える柄を選んだ。市内の業者に発注し、和紙に印刷した。

 同神社はこれまで、伊勢崎銘仙の生地を使った御朱印帳とお守り袋を頒布し、参拝客の好評を得ている。生地は数に限りがあるため、御朱印のデザインにしたという。

 禰宜(ねぎ)の斎藤宏平さんは「伊勢崎銘仙は先染めの織物ながら、絵画のような柄を織り上げた。その技術の高さを感じてほしい」と話している。

 初穂料は1枚300円。通年で頒布する。