榛名神社門前にカフェ 参拝者に群馬発信 県産食材の料理やグッズ
県内外から多くの参拝者が訪れる榛名神社(高崎市榛名山町)の門前に、本県の魅力を発信する「カフェハルナ」が開店した。県産食材を使ったサンドイッチやスイーツ、県内作家による工芸品、オリジナル雑貨などを販売する。料理を運ぶトレーも奥利根のブナの木で作るなど、群馬にこだわった店づくりで集客を図る。
看板メニューは、榛名ポークを素材にした肉厚のカツサンド(720円)と、赤城鶏の唐揚げ(500円)。おしゃれな小瓶に入った、こんにゃくコーヒーゼリー(550円)やプリン(同)も人気だ。地元の食肉加工会社、オルビス(同市本郷町、大熊章之社長)のホルモンをオリジナルパッケージで販売する。
店は市内のデザイン会社、デイリーディレクションズ(長井亘社長)が運営。同社デザイナー、春山憲一さんがデザインしたマグカップや手提げバッグ、衣服など、オリジナルグッズも並ぶ。
県内の作家コーナーでは、店のトレーを手掛けた吉沢良一さんの漆塗りのカップや、川野圭之さんによる金属の器も紹介している。
春山さんは「榛名神社には県外、海外からも多くの人が来る。群馬の魅力を発信し、新しい物産が生まれる場所にしたい」と意気込んでいる。
午前10時から夕方まで。不定休。問い合わせは同店(☎027・384・8350)へ。
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