ネクタリン 赤く甘く 那珂川の農園 収穫期迎える

下野新聞
2019年8月22日

 【那珂川】大那地の農園「斉藤フルーツ」でネクタリンが収穫期を迎え、リンゴ大の赤い実が鈴なりになっている。

 ネクタリンは桃の一種で、皮にうぶ毛がなく別名「油桃(あぶらもも)」と呼ばれる。果肉は黄色く、桃に比べ酸味が強いのが特徴。

 園主の斉藤勝栄(さいとうかつえい)さん(74)は、12年前に栽培を始めた。現在は大型のビニールハウス内に、実が大きく甘味のある品種「スイートビーナス」を14本栽培している。斉藤さんによると、生育は例年並み。同園では直売も行っており、「酸味と甘味の調和の取れたネクタリンをぜひ食べてほしい」と来園を呼び掛けている。

 ネクタリンの収穫は9月中旬まで。料金は1キロ1200円。午前10時~午後4時。(問)斉藤さん090・3045・7512。