ペンギンの生態、ピングーと勉強 県大洗水族館 9月1日まで

茨城新聞
2019年7月13日

大洗町磯浜町のアクアワールド県大洗水族館で13日、夏期特別企画展「ピングーサマーフェス」が開幕する。ペンギンのキャラクター「ピングー」とコラボし、標本や映像、パネルを使ってペンギンの生態や同館での飼育の様子を紹介する。開幕を前にした12日、近くの町立祝町幼稚園児を招いた内覧会が開かれた。会期は9月1日まで。

同館では、フンボルトペンギン38羽を飼育している。企画展は子どもたちを中心に、ペンギンに親しみを持ち、生態を知ってもらうのが狙い。ペンギンと海鳥の違いが分かる骨格標本や模型のほか、誕生から成長の様子を漫画で紹介するパネルなどを展示。同館で撮影したペンギンの映像も見られる。実物の南極の氷に触れることもでき、環境について考える内容を盛り込んだ。

会場には、ピングーと仲間の像などフォトスポットの設置や、スタンプラリーを用意したほか、期間中計8日間はキャラクターが会場を訪れる。

内覧会では、園児たちがペンギンの模型や映像を興味深そうに見つめ、ピングーが登場すると駆け寄り、笑顔を見せた。小沢正哉館長は「ペンギンは愛くるしいが、知らない世界もたくさんある。子どもたちに楽しんでほしい」と話した。

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