栄養バランスばっちり! たっぷり野菜で健康に②

上毛新聞
2019年7月10日

 健康志向の高まりを受け、野菜を積極的に食材に取り入れる飲食店が増えてきた。季節に合わせた野菜や無農薬野菜を使った定食、保健師、管理栄養士と開発した「健康増進」メニューもある。味や見栄えにもこだわっていて、野菜が苦手な人でも気軽に楽しめそう。

【城町食堂(館林市城町1―1、館林市役所敷地内) 代表 谷田川明慶さん(30)】
◎1日分の野菜が摂れるスープバーグ 栄養のプロとコラボ
 「1日分の野菜が摂れるスープバーグ」(1280円)は、一食で一日の目安とされる野菜摂取量350グラムが無理なくおいしく食べられます。

 館林市の健康増進応援メニューとして市の保健師さん、管理栄養士さんとのコラボで献立を開発。今年4月から提供を始め、「おいしい」とリピーターも多い人気メニューです。

 自家製のハンバーグと10種類以上の野菜をふんだんに組み合わせました。正田醤油の白しょうゆをベースにした、あっさり系のだしが香るスープで食べやすく調理しています。

 ほかにカツカレー(880円)、ハヤシバーグ(980円)、里沼うどん(780円)などもありますよ。

【営業時間】午前11時~午後10時。ラストオーダーは午後9時まで。日曜定休。☎0276-55-1480。

【オーガニックレストラン ラ・スール(大泉町朝日3―14―3) 代表 蛭間哲男さん(65)ゆうこさん(57)】
◎今週の自然食 食物繊維や発酵食品
 「『心と体の健康』そんな当たり前のことを大切にしたい」という思いで、20年前の開店時から吟味したオーガニック食材を使用しています。米、野菜、卵、調味料などの食材は、安全を第一に考えて各地から取り寄せています。

 人気メニューの「今週の自然食」(1080円)の一例では、豆腐とズッキーニとパプリカの卵炒め、ホウレンソウのオイル浸し、黒米入り雑穀ごはん、ワカメとタマネギの麦みそ汁、ぬか漬け、フルーツ、サラダ、ドリンクがセットです。「今週の自然食」は、健康は腸内を元気にすることからと考え、食物繊維や発酵食品を取り入れた献立で、週替わりで出しています。

 料理に使用している卵や五穀米、麦みそ、活性水素水、無添加和風だしなど、食材の販売もしています。

【営業時間】午前11時半~午後2時。販売は午前10時~午後2時。日、月、木曜定休。☎0276-62-0855。