令和のウマれ 世界最小品種「ファラベラ」 あすから那須で公開
下野新聞
2019年5月10日
那須町大島の動物園「那須どうぶつ王国」は9日、世界最小の馬の品種として知られる「ファラベラ」の赤ちゃん1頭が生まれたと発表した。同園では令和に入って初めての動物の赤ちゃんの誕生で、11日から一般公開する。
今春から同園で展示されているスピカ(3歳)が5日に産んだ。赤ちゃんは雌で体長約50センチ、体重12・3キロ。現在はスピカの側に寄り添い、母乳を飲んですくすくと成長しているという。
同園によると、一般的なファラベラは体長約100~120センチ、体高約70~80センチ、体重約70~120キロ。乗用には適さず、愛玩用として人気が高いという。担当飼育員の長谷川万優(はせがわまゆ)さん(23)は、「新しい時代の人気者になってほしい」と期待を込めた