ブレックス 主導権握り接戦制す B1 横浜に90-79 A東京がCS進出

下野新聞
2019年3月25日

プロバスケットボールB1第29節は24日、各地で9試合を行った。東地区2位の栃木ブレックスは横浜国際プールで中地区6位の横浜と対戦し、90-79で競り勝った。2連勝で通算成績は40勝9敗。順位は変わらない。東地区3位のA東京が36勝13敗とし、上位8チームによるプレーオフのチャンピオンシップ(CS)進出を決めた。

 ブレックスは立ち上がりに横浜を圧倒した。第1クオーター(Q)はアンドリュー・ネイミックが3回のブロックショットを決めたほか、渡辺裕規(わたなべひろのり)、遠藤祐亮(えんどうゆうすけ)が3点シュートを決め25-15とリード。

 第2Qは横浜が攻勢を強めたものの、ライアン・ロシターの10得点などで対抗し、前半を47-37で折り返した。

 後半も互いに点を取り合うオープンな展開となったが、主導権は渡さない。12点リードで入った第4Qは3分すぎに7点差まで詰め寄られたが、その後はネイミックや比江島慎(ひえじままこと)らのシュートで突き放した。ロシターは29得点、15リバウンド、8アシストとトリプルダブルに迫る活躍だった。

 ブレックスの次戦は27日午後7時5分から、ブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市体育館)で秋田と対戦する。