未来大使が魅力発信 県、サイトにPR動画公開 「とちぎ愛」たっぷり 

下野新聞
2019年2月28日

 本県の魅力を発信しブランド力の向上を図ろうと県は27日、とちぎ未来大使によるPR動画をとちぎブランド公式サイト「ベリーグッドローカルとちぎ」に公開した。

 登場するのはオトワレストランオーナーシェフの音羽和紀(おとわかずのり)さん、アイドルグループ「AKB48」で活動する本田仁美(ほんだひとみ)さん、チェロ奏者の宮田大(みやただい)さん。漫画家一葵(いつき)さやかさんが描く原稿から話が始まり、3人が本県の魅力や思いを語る。

 「栃木の食の外交官」を自認する音羽さんは、地元野菜のおいしさをアピールし、未来大使として本県の持つ可能性を広げたいと訴える。本田さんは自然の豊かさと東京圏への近さから「心休まる場所」と語り、好きな物にプロバスケットボールチームの栃木ブレックスと佐野のいもフライを挙げた。

 宮田さんは全編に流れる音楽の演奏を担当。「古里に帰ると五感が動きだす」と表現し、未来大使同士のコラボレーションを通じて県の活性化につなげたいと意気込む。

 県の担当者は「県内外で活躍する未来大使の『とちぎ愛』を感じてほしい」と話している。