「手ぶら観光」9月から試験運用 東武日光駅、国交省から県内初認定

下野新聞
2016年8月26日
「手ぶら観光」サービスを始める東武日光駅

国土交通省が4年後の東京五輪を見据えて推進している外国人観光客向けの「手ぶら観光」サービス施設として、東武鉄道の東武日光駅(日光市松原町)が県内で初めて認定を受けた。日光を訪れた観光客の手荷物を預かってその日の夕方までに宿泊施設へ配送し、英語が話せるスタッフも常駐させて対応するサービス。同社は9月中に試験運用を行い、利用状況をみて今後のサービス体制を検討する。

同省は、手荷物が多い外国人観光客の利便性を高めようと、手ぶらで観光できる環境の定着を目指している。配送サービスや英語による案内などの基準を満たした施設を認定し、受付カウンターへ共通ロゴマークの掲出を許可する。同省によると、同駅を含め全国で95件、関東では45件が認定されている。

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