笠間焼のイノシシ 来年のえと 置物作りピーク

茨城新聞
2018年12月23日

笠間焼の窯元、向山窯(こうざんがま)(笠間市下市毛)では、来年のえとの亥(い)にちなんだイノシシの置物作りがピークを迎えている。

三つに分かれたイノシシの型に、板状の粘土を手作業で張り付け、型同士を合わせてイノシシの形が現れる。次いで乾燥や仕上げ化粧、本焼きなどの工程を経て、10日間かけて完成。約100個を製作し、1月1日から同市笠間の笠間焼プラザで販売するという。

えとの置物製作を担当しているのは、オーストラリア出身のジェレミー・エンプソンさん(43)。エンプソンさんは「購入していただいた方が1年間幸せになりますようにと、思いを込めて作っている」と笑顔で話した。

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