ドローンで初撮影 紅葉見頃、常陸太田の竜神峡

茨城新聞
2018年11月16日

常陸太田市の竜神峡で、紅葉が見頃を迎え、大吊橋を囲む渓谷が黄色などに染まっている。茨城新聞社は15日、茨城大航空技術研究会と連携し、初めて小型無人機(ドローン)を用いた撮影を行った。ドローンを操り、“空中散歩”をすると、眼下には、秋色の大パノラマが広がった。

市観光振興課によると、大吊橋周辺の紅葉は、例年より1週間ほど見頃が早いといい、「猛暑などの影響で、赤の色づきがやや少ない」(同課)。今週末がピークという。

晴天に恵まれた同日、渓谷一帯は秋の柔らかな日差しに照らされ、紅葉が一層輝きを増した。千葉県我孫子市から訪れた中嶋征子さん(80)は「秋晴れの中で、雄大な景色を見ることができて、心が晴れ晴れとした」と、うっとりとした表情を浮かべた。

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